Euphoria Again & Dogwood Tales
フィラデルフィアを拠点に活動し、MJ LENDERMAN直系のレイドバックした質感を湛えるEUPHORIA AGAIN。ソングライターのLOUIE KLEINを中心にシェナンドー渓谷の情景と現代的なアメリカーナの叙情を交差させるフィラデルフィア・インディ・シーンの重要プロジェクトです。ハリスンバーグのフォーク・バンドDOGWOOD TALESとの合流を経て、事前の準備を排した本能的なセッションから結実した2026年作。当初のスプリット盤の計画を越え、総勢8名からなる臨時編成のバンドがメロディをその場で練り上げ、一斉録音で捉えた瑞々しい記録です。信頼と尊敬に基づく友情を祝福するような、エゴを脱ぎ捨てたアンサンブルが本作を至高の存在たらしめています。土着的なフォークの温かみが染み渡る"PRELUDE"、枯れたギター旋律が夕暮れの空気を運び出す"DESTINATION HEAVEN"、緩やかなリズムに乗せて親密な歌声を聴かせる"AT LEAST I'M NOT LONELY TONIGHT"など、録音現場の親密な空気感を真空パックした全10曲。MJ LENDERMANやTHE WAR ON DRUGSにも通じるざらついた質感を残しながらも甘美なメロディが息づく傑作です。友情がもたらす純粋な創作の喜びを一切の虚飾を排して刻み込んだ名演盤。フィラデルフィアの地下シーンが育んだ高い審美眼とルーツ・ミュージックへの深い理解が交差する、ライブラリに不可欠な一作です。
(発売・販売元紹介文より)